地域の急性期医療を担うため
進化・発展し続けている病院です
5疾病5事業に感染症を加えた6事業を担う急性期中核病院
佐野厚生総合病院は佐野市の急性期医療を支えるため、2022年9月に慢性期病棟を閉鎖して急性期病床を増床。ケアミックス型病院から急性期病院へと転換し、『5疾病5事業に感染症を加えた6事業をやりきる中核病院』を使命感に取り組んでいます。
「栃木県がん診療連携拠点指定病院」として高度ながん診療の提供や、小児・周産期医療の充実も図り、産婦人科では小児科医や糖尿病専門医のサポートによりハイリスクな出産にも対応。他領域においても高度医療を提供できる体制を整えています。
さらに、地域の災害医療対策の充実に向けてDMATを立ち上げ、2022年4月には「地域災害拠点病院」に指定。COVID‐19 対策では、「第2種感染指定病院」として横浜港のクルーズ船の患者さんを県内でいち早く受け入れて以来、重点医療機関として感染症に立ち向かい、地域の一般医療も守ってきました。
当院は地域の中核病院として多彩で豊富な症例数を有しています。診療科間の垣根は低く、初期研修では幅広い臨床経験によって基礎力と総合力を確実に習得することができます。さらに当院は内科専門プログラムの基幹病院であり、3年目も継続して研鑽を続けることができます。各専門内科が一つの体制としてまとまっているため、たとえばサブスペシャリティである腎臓専門医と糖尿病専門医を同時に取得することも可能です。
人材は病院のエネルギー 一人ひとりが活躍できる病院に
ここ数年で若い医師や看護師も増え、当院は活気にあふれています。人材は病院のエネルギーであり、若い人材が集まる魅力ある病院にするには、優れた医療チームの構築とイノベーションが大切だと考えています。
私は福沢諭吉氏の“半学半教”(上下関係なく、互いに学び教え合う)の精神を、組織の在り方や教育体制の土台としています。パワハラを根絶し、年功序列ではないスキル型重視の評価により責任と誇りをもって働くことができる病院、そして教えあいながら学び、共に成長できる病院を目指しています。
また、手術支援ロボット「ダヴィンチ」や県内で一番新しいX線循環器診断システムの導入といった医療機器の刷新、そしてICT 化によるイノベーションも積極的に進め、医師一人ひとりの意欲と能力を存分に発揮でき、高いモチベーションをもって働くことができる環境も整備しています。
“鉄は熱いうちに打て”と言われるように、初期研修の2年間は全ての診療科を学ぶことができ、たくさんの失敗体験によって大きく成長できる大切な期間です。研修医のみなさんには、急性期病院として進化・発展を続ける当院の医療環境を存分に活用していただき、多くのことにチャレンジしてほしいと思います。
病院情報
佐野厚生農業協同組合連合会
佐野厚生総合病院
〒327-8511 栃木県佐野市堀米町1728番地
0283-22-5222
病床数 : 531床 / 診療科:21科